育毛

フィナステリドの副作用 プロペシアを使わない方が安全?

フィナステリド(プロペシア)の有効性頭髪専門外来でのフィナステリド(プロペシア)や治療に関する有効性を、医療法人 脇坂ナカツクリニック 院長 脇坂長興氏が次のように話しています。

・まず、フィナステリド(プロペシア)がより有効に作用する条件は、男性ホルモンに対して比較的敏感に反応して男性型脱毛症が発症している場合に限られる傾向があります。

・そして、男性型脱毛症の治療は、脱毛を予防し、発毛させ、不安を取り除くという3つの要素からなりたっているということ。

・発毛のためには、頭皮の血流を良くし毛乳頭を刺激するかあるいは直接毛母細胞を活性化して細胞分裂を早めることが有効とされる。

・発毛のみではなく脱毛を予防、脱毛量を減少させるための投薬も必要になる。

実際にフィナステリドを3ヶ月~6ヶ月投与すると、脱毛量の減少と軟毛の成長が見られます。

しかし、フィナステリドもすべての男性型脱毛症患者に有効ではないということがわかっています。

フィナステリド(プロペシア)の代表的な副作用

フィナステリド(プロペシア)の代表的な副作用には、性欲減退、勃起不全、精子の減少といった性機能の減退や下痢、腹痛、頭痛なども挙げられます。

ですが、これらの副作用が現れる頻度は2%以下ですしフィナステリド(プロペシア)の服用を中止すれば副作用はなくなりますので安心してください。

先にも話したことですが、男性でも20歳以下の方については、まだ安全性や有効性が確立されていない為、服用を禁じられています。

また、肝機能に障害のある方や何らかの持病を持っておられる方は十分に注意する必要があり医者のカウンセリングを受けてください。

フィナステリド(プロペシア)は女性には禁忌ですので、服用してはいけません。

それは女性が服用中に妊娠した場合、男子胎児の生殖器官に異常が発生する可能性があるからなのです。

フィナステリド(プロペシア)の治療は専門外来で

フィナステリド(プロペシア)とは男性型脱毛症の治療薬として多くの国で登録されており、日本ではフィナステリド(プロペシア)が発売されています。

フィナステリドとは米国医薬品メーカー、メルク社が開発した世界初の飲む育毛剤です。

プロペシアは米メルク社が前立腺肥大や前立腺がんの治療薬として開発され、その副作用として異常発毛があったことから発毛剤として使用されるようになったという経緯があります。

このプロペシアは製品名で、一般名をフィナステリドといいまして、世界60ヶ国以上で販売されている、最強の「経口育毛剤」との呼び声が高いAGA(男性型脱毛症)の治療薬なのです。

AGAの治療薬としては世界ではじめて、効果と安全性が認められた医療用医薬品なのです。

フィナステリド(プロペシア)の効果フィナステリド(プロペシア)は男性における男性型脱毛症のみの適応であり、他の脱毛症に対する適応はないそうです。

実際、どのような使い方をした時に一番効果があるのだろうか。

フィナステリド(プロペシア)の効果

フィナステリド(プロペシア)の治療は専門外来で行いますが、その効果は欧米では認知されている方法です。

それはAGA(男性型脱毛症)の標準的な治療法で、フィナステリド(プロペシア)(フィナステリド成分)とミノキシジル成分のリアップ(海外での製品名は「ロゲイン」)の併用だそうです。

特に注意することはフィナステリド(プロペシア)は女性には禁忌となっていますので、女性は服用してはいけません。

また、フィナステリド(プロペシア)の服用は20歳未満での安全性及び有効性は確立されていないということです。

フィナステリド(プロペシア)の投与について、フィナステリド(プロペシア)がより有効に作用するように、事前に判定する「遺伝子診断技術」も開発されておりますので、最初に頭髪治療を専門で行っている発毛専門クリニックでカウンセリングを受けることをお勧めします。