AEDの普及に力を入れていらっしゃる方達はみんなで励ましあって活動されています
AEDの普及が進む現在、色々なところでAEDや心臓マッサージ、人工呼吸の講習会が開かれています。
講習会を開いている有名なところでは、日本赤十字社、消防署などがあげられるでしょう。
特に、私達市民に一番 馴染みがあり、各自治体に多数存在するところから消防署で講習を受ける方が一番多いのではないでしょうか?
では、消防署と日本赤十字社の講習の違いを見てみましょう。
AED講習会のいろいろ
日本赤十字社では、基本的なものとして救急法というコースが設けられています。
講習時間は4時間ほどで、AEDを用いた除細動法から止血の仕方や包帯の使い方、災害時の心得などについて幅広く学ぶことができます。
また、終了すると受講証も交付されます。
さらに検定に合格すると認定証が交付されるそうです。
受講費用はいりますが、この費用の中には、教本や講習中に怪我をした時のための保険も含まれているそうですから、安心ですね。
AEDの普及活動
誰かのために何かをしたいと思っても、人間は一人では何も出来ないかもしれません。
しかし、多くの人が集まれば、その力は何十倍、何百倍にも膨れ上がります。
AEDの普及に力を入れていらっしゃる方達は、みんなで励ましあって活動されています。
医療関係者はもちろん、救急隊、消防隊、そして実際に心臓病で大切な命を失ったご家族の方達・・・
インターネットでは、このように悲しい状況の中、自分のように辛い思いを誰にもさせたくないと、AEDの重要性を訴えているホームページがいくつもありました。
皆さんが一様に「自分に出来ることは何だったのか?何もしてやれなかったのか?」と当時を振り返り、回想されています。
どうして愛する家族を失わなければならなかったのか、その原因は何だったのかを知りたくなるのは、当然の事でしょう。
そして、心停止状態にはAEDがあれば助かるかもしれないこと、どれほど健康でも心停止になる可能性はあることを知ることになるのです。
AEDのレンタル
AEDが普及されるようになってから、人が多く集まる公共施設などでは、AEDを見かけることが多くなってきました。
しかし、決して値段が安いとはいえないAEDを簡単に設置することは難しいですね。
病院でも、大きいところは置いてあるでしょうが、個人の診療所などではまだまだ普及されていないのが現状です。
AEDは高額ですし、日常における使用頻度はとても少ないものです。
購入を見合わせるのも納得がいきますね。
しかし、AEDは、レンタルすることも可能だということをご存知ですか?
レンタル料金は企業によって様々ですが、長期の場合は毎月 約2万円ぐらいのようです。
さらに、電極パッドや電池の交換時期のチェックも、定期的にメンテナンスに来てくれるそうですから、安心ですね。
破損した場合も、無料で修理や交換をしてくれるそうです。
トレーニング用のダミー人形やAEDケースなどを借してくれるメーカーもあります。