便秘解消法は、たくさん紹介されています。
でも、いったいどの方法が効果的なのかと思えるほど、たくさんの便秘解消法の情報があふれています。
これは、裏を返せば、それだけ多くの人が便秘の症状に悩んでいるということだともいえそうです。
便秘を解消には善玉菌を増やすことが大切
便秘の症状があっても軽い場合は、ちょっと我慢するとそれなりに普段通りの生活ができてしまったり、病院へ行くほどでもないと思えてしまったり、そのうちお通じがあるだろうと考えたてしまったりと、あまりに気にしないで、そのまま放って置いてしまう人も少なくないかもしれません。
便秘は、長引いてしまうとお腹が張ってきて、苦しくて、何日もの間、不快感が持続するため精神的にも良くありません。
しかも、自分の便秘の症状に合わない、間違った便秘解消法を続けていると、治るどころか、逆に悪化させてしまうことにもなりかねません。
そのためにも、自分の便秘の症状に合った解消法を知って、早めに対処する必要があるでしょう。
便秘を解消するには腸の中の善玉菌を増やすようにしてあげることです。
何故便秘になるのでしょう、便秘にも色々な種類がありますが分かりやすく言えば腸の機能が弱っているからです。
医学的にはまだ証明されていませんが、人間の同じ排泄物である尿は一時期飲尿療法としてマスコミでも話題になりましたが、大便療法というのは見たことも聞いたことも有りません。
大便は、一般に人が摂取した食物から栄養素を吸収した残りかすと思われていますが、大半が水分と消化器の細胞の死骸です。
断食をなさっている方も、便をするのはこのためです。
この便が排泄されることなく腸内に長期に留まる事により、毒素が血液に吸収されて身体中に回り肝臓や腎臓に負担をかけ、また頭痛や吹き出物が出てきたりします。
便の水分も吸収されてしまうので非常に硬い便になり、排泄のとき肛門に負担をかけ痔になる方もいます。
そして、古い便が腸壁に壁を作ることにより折角摂取した栄養分が身体に吸収されないことになります。
百害あって一利なしの便秘を解消するには?
下剤?
浣腸?
便秘茶?
はっきり言ってこれらを使うことはお勧めしません。
知り合いの女性で強度の便秘に悩まされた人がいるのですが、その方の体験談によると、下剤等を使えば確かに便通が改善されますが、あくまで一時的に便秘が解消するだけであって、恒常的な便秘の解消にはならないのです。
何故なら、腸を強制的に働かせることによって便秘を解消するのであって、恒常的に使用すると腸が下剤を常に必要とし正常に腸が働かなくなり、また腸がより多くの下剤を欲するという悪循環になってしまいます。
下剤・浣腸・便秘茶はあくまで一時的に使用するものと心に留めて置いて下さい。
二つ目の便秘の解消法は便意をもよおしたら我慢しないこと、我慢を常に続けると便意が脳に信号を送らなくなり便秘になってしまいます。
便意をもよおしたら我慢しないでトイレに行く。
定期的に適度な運動を心がける。
といったようなことを実践していくことが肝要です。
そして最後の便秘の解消方法は腸の機能が正常にすれば、おのずと便秘は解消されるのです。
まず適度の運動、寝たきりの老人や安静の病人の方に便秘が多いのは、運動してないからです。
最後が腸の中の善玉菌を増やすようにしてあげること。
食物繊維と納豆菌が含まれたサプリメントがお勧めです。
残念ながら、ビフィズス菌は腸に届く前に胃で胃酸によって死んでしまうので、やはり、腸にまで届いて善玉菌を増やし整腸作用があるサプリメントが、便秘の解消には必要なのではないでしょうか。