円形脱毛症になってしまうと、前からだけでなく前後左右からの視線がどうしても気になりますよね。
円形脱毛症になってしまう原因ってあるのだろうか?
とか悩んでませんか?
そこでここでは、はげでもいろいろと種類があるのですがその中でも、円形脱毛症について原因を中心にピックアップしてみようと思います。
医学的に円形脱毛症は原因不明
第一に、はげ(円形脱毛症)になってしまう原因としてストレス性が一番多いと言われています。
例えば、アトピーなどのアレルギー体質(免疫不全疾患)、遺伝的要素が疑われるもの、自律神経失調症が原因のものは、遠因がストレスであったりするため、ストレス性の円形脱毛症の原因の一つだと言われています。
しかしですね、医学的に円形脱毛症は原因不明であるとも言われています。
ストレス性の場合も、環境の変化や人間関係のトラブル等が過ぎ去って数ヶ月経ってから発症する場合が多いので、その時点で思い当たる原因がわからないと困惑することもあります。
また、発症前にフケが随分と出やすくなったり、頭皮がもうれつに痒くなったりしはじめることもありますので、そのような突然の変化があり、心当たりがある場合はあらかじめ注意をしておくとよいでしょう。
余談なのですが、最近アトピー体質の子供や、いじめの深刻な問題、親からのプレッシャーなどが原因で子供にも発症が多く見られますが、抜毛症(ばつもうしょう)と呼ばれるやはりストレスなどが原因の脱毛症があります。
見た目円形脱毛症とよく間違われてしまう症状なのだそうです。
思春期に多い症状ですが、自分で自分の頭髪を1本1本抜いてしまう性癖が高じて円形脱毛と同じ状態を作る、一種の自傷行為です。
抜毛症の場合は頭皮に毛根が残っている場合があるので、円形脱毛症とは違うとすぐに判明しますので、専門医に相談してみましょう。
円形脱毛症を飲み薬で治療する
円形脱毛症の治療薬には、飲むタイプと塗るタイプがあり、症状に応じて使い分けされています。
飲み薬で円形脱毛症を治療するケースが一般的で、特に、円形脱毛症の原因がわからないような場合は、飲み薬を使用することが多いようです。
円形脱毛症の治療に使用される代表的な飲み薬として、セファランチンという抗アレルギー作用のある薬が挙げられます。
一般的に、セファランチンは白血球の病気を治すために利用される薬ですが、円形脱毛症にも効果が期待できます。
この薬の特徴は、免疫機能の増強、抗アレルギー作用、血流促進への効果、造血機能の改善などがあげられています。
もちろん、この薬を使用する際は、副作用も心配されるため医師の指導に従うことが重要になってきます。
また、円形脱毛症の治療に使用されるその他の飲み薬にグリチロンがあります。
この薬の特徴は、免疫を調整する作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用などへの効果が期待されています。
プレドニンには、免疫を抑制する作用や炎症を沈静化する作用などがあり、抗ヒスタミン薬であるエバステル錠には、アレルギー症状を緩和する効果があるため円形脱毛症を治療する際に活用されています。
円形脱毛症を飲み薬で治療する際、病院で様々な薬が利用されていますが、体質によってはアレルギーなどの副作用の心配もあるので、医師と相談してから治療を始めるようにして下さい。