下腹のたるみの原因
下腹のたるみは、老化とともに多くの方にみられるようになりますが、加齢とともに下腹の出る原因としては、
(1)便秘。
(2)腸の動きが悪くなって垂れ下がっている・胃下垂
(3)腹筋、大腰筋の衰え、骨盤のゆがみ。
があげれれます。
特に便秘を改善すると、多くの人は、下腹のたるみが改善されます。
便秘の改善のためには、まず、朝・昼・晩と三食からなる食生活をまず正しくとります。
特に朝食はかならずとりましょう!朝食の摂取は、排便をおこしやすくします。
朝食は、時間がなくても、水や野菜ジュースを飲むだけでも腸をめざめさせる刺激になります。
次に、お腹の筋肉量が下がると、腸が垂れ下がってしまいます。
食べ過ぎや不規則な食事によって隙間に溜まった脂肪と、ストレスによるホルモン分泌の乱れも更に、 「腸自体」が動きにくい状態に落ち入っ腸の垂れ下がりを助長させます。
これが胃下垂(胃が下に下がる)です。
その他、腹筋、大腰筋の衰え、骨盤のゆがみも下腹のたるみの原因です。
大胸筋とは、脊柱と内蔵の間にある筋肉で背骨と大腿骨を結んでいます。
大腰筋が衰えると、下腹のたるみだけでなく、腰痛になったり、基礎代謝が悪化したり、骨盤が開いてゆがんでしまったりします。
結果として内臓が垂れ下がることによって下腹がでて、冷え性、便秘の原因になり、下半身が痩せにくい原因にもなります。
下腹部のたるみ解消法
アンチエイジング対策で、下腹部のたるみが気になっている方はとても多いことと思います。
私自身も若い頃には出ていなかった下腹部が、知らない間にぽっこりと出てきていることに気づいた時には、さすがに焦り時だと感じました。
「このまま腹の出た中年にはなりたくない! 何とか解消したい!」
そんな思いと決意がたるみ解消には非常に大切と言えるでしょう。
では、どうすれば下腹部のたるみが解消できるのでしょうか。
まずは、「たるみ」そのものの原因を考えて見ましょう。
これを理解することが、たるみ解消への第一歩と言えるかもしれません。
「たるみ」とは… 実は、脂肪のことなんです。
脂肪は、使わなくなった筋肉がどんどんと緩んでいき、遂には脂肪となり、たるみとなる、こういったメカニズムなんです。
特に、20代も後半へと差し掛かった頃からはお腹まわりの皮下脂肪が徐々にたまっていき、また運動不足も相まって筋肉も衰えていくことから、お腹まわり、特に下腹部の脂肪、たるみが増えていってしまうのです。
筋肉は衰えることで脂肪へと変わるわけですが、実はそれだけではなく、脂肪が付くことを増進させるという傾向にもあるのです。
つまり、筋肉が衰える →脂肪へと変わる → 皮下脂肪も付きやすくなる → 下腹部のたるみ、といった悪循環に陥り、一旦この傾向で進んでしまうとなかなか止めることは難しいでしょう。
さらに、下腹部には内臓があることから、これを守ろうとするため皮下脂肪がつきやすく、さらに下腹部のたるみに拍車をかけてしまうのです。
このことからも、下腹部のたるみを解消するには、「筋肉を落とさない」ことが非常に大切であることがお判りいただけたかと思います。
色んな筋トレ、エクササイズがありますので、ご自身に合った長続きしそうな方法を試してみましょう。