中性脂肪の予防対策として考えている人の中に漢方薬を…と考えている人もいることでしょう。
ですが、中性脂肪を下げるとか、予防対策のための漢方薬というのはないというのが現状のようです。
中性脂肪が多いというのは、漢方的には病気と言えないからだそうです。
ですけど、中性脂肪の量が多いと悪玉コレステロールも増加して生活習慣病を引き起こす原因になりますので、中性脂肪に対する予防対策はしなければなりませんね。
それでは、漢方薬がだめならどのようにして中性脂肪の予防対策をすればいいのでしょうか?
中性脂肪の予防対策で一番効果的なのは食生活の改善だと思います。
これは簡単にできそうでなかなか難しいかもしれませんね。
食生活を改善するということはかなりの意志の強さを必要とします。
食べたい時に食べたい物を食べたいだけ食べるといった食生活をしているようなら中性脂肪の予防対策とは言えません。
1日30品目の食事を摂取するとか、食事の量を適量にするとか、規則正しい食生活を心掛けないといけません。
それから適度な運動も必要なことでしょう。
意識的に歩くようにするとか、体を動かすことを意識するようにしましょう。
漢方薬ではないけど、健康茶も中性脂肪の予防対策には効果的です。
糖尿病の予備軍であふれている日本
日本の10人に一人は糖尿病の予備軍です。
つまり、糖尿病の予備軍を含めると1300万人の日本人が糖尿病のグループに該当していると言われています。
それでは、糖尿病とはどういうことかを考えてみます。
病気であるかどうかの判断は貴方の血液の中のブドウ糖の濃さを調べて行います。
これを血糖値と言っています。
ブドウ糖は細胞のエネルギーの源になる大切なものです。
通常は血液100ccの中に100ミリグラムが含まれています。
膵臓で生産するインスリン(ホルモン)に支援されてこの貴重なブドウ糖を細胞に取り入れています。
この協働作業が上手く機能しなくなると、ブドウ糖の吸収が悪くなります。
その結果、血液中のブドウ糖が異常に増えてしまいます。
この状態になると、すなわち糖尿病の傾向になって来ます。
そして、糖尿の予備軍から、2型糖尿病と進み、1型糖尿病に進行してしまいます。
この状態が長く続くと、あなたの全身にいろいろな悪影響を与えてしまいます。
糖尿病は予備軍の内に対策を立てる事が重要
糖尿病予備軍と呼ばれる人は、今はまだはっきりとした糖尿病という病気というわけではありません。
いずれは糖尿病に発展すると言う深刻な状況であることは違いありませんから、糖尿病予備軍の内に適切な対策を立てる必要があります。
日本の食生活はここ何十年の間で社会が豊かになった結果食生活も贅沢になり、好きな物や美味しいものは何時でも食べられるようになりました。
ましてやスナック菓子とかケーキと言った甘いものが氾濫しています、そのような豊かな食生活が私達の体を知らないうちに蝕んできたのです。
糖尿病はその食生活の代表とも言えます、糖尿病予備軍から糖尿病へと病状が進行すると、失明や足の壊旦などのお恐ろしい結果を招きます。
また、尿毒症、脳梗塞、腎疾患などを併発する可能性が非常に高くなります。
合併症を伴って命にかかわるような事態も非常に多いのです。
ですからもし、会社や診療機関で糖尿病の予備軍と言われたら、まだはっきりと糖尿病となっているわけではありません。
糖尿病の対策を立てておく必要があります、基本的には食事療法と有酸素運動という事になります。
この二つの対策を毎日の生活の中で行えば糖尿病予備軍から糖尿病へ進行するのを防ぐ事が出来ます。
有酸素運動とは車を使わず、速足で歩くとか自転車を利用するとか会社などではエレベーターを使わず階段を利用すると言った事でも有酸素運動になります。
そしてダイエットのつもりで体重を3~5kgくらい落として見る事です。
ダイエットと言っても食べないで体重を落とすことはいけません、食べないと筋肉まで落としてしまいますから体によくありません。
あくまで脂肪を落とすと言う事が肝心
ダイエットでは良く甘いものは食べないなどと言いますが、甘いものは一般的に高カロリーですから避けた方が良いのです。
逆に言えば、1日の摂取カロリーを一定の量で抑える事が出来れば、甘いものを食べてもかまわないのです・
無理に甘いものを抑えるとかえって食べたくなるものですから、コントロールさえできれば甘いものを食べても良いわけです。
いずれにしても、糖尿病予備軍と言われたら、いたずらに不安がらずに、医師の指示のもとに生活習慣と食生活の習慣を変えていく必要があります。
自分一人で改善しようとしてもうまくいきませんから、専門家の指示が大切です。
糖尿病予備軍から糖尿病に進行する前に、病気から脱出することが重要な事です。